落花@ノンポリの今は無党派花筏
都知事選は浅野候補に投票するつもりだけれど、選挙民にイメージは浸透していない。はっきり言って男前ではないから、優柔不断、変なオヤジ、ダサイ、胡散臭いという先入観を持たれているのではないか。かといって共産党には金輪際投票するつもりもない。
しかし、負けるとわかっていても投票するのが左翼の意地である。
花吹雪いずれも広き男の胸 桂 信子
ちるさくら海あをければ海へちる 高屋窓秋
花吹雪旧予科練の鉄扉 岩田一止
風に落つ楊貴妃桜房のまま 杉田久女
高屋窓秋には「頭の中で白い夏野となつてゐる」という秀吟がある。朱夏(赤い夏)という固定的イメージをを頭の中で白化させたコペルニクス的転換というのは言いすぎだろうか。固定的先入観こそは詩歌及び左翼の敵である。
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