花@花影や愛煉獄を過ぎて来し
泰二さんのブログ俳句会に出すつもりでいたが、脂肪分の少ない別の句を得たので差し替えた。まあ、人生は地獄でも天国でもなく煉獄だろう。花影や重ねし罪の数いくつ。
ふたりづつふたりづつ花の中に入る 桂 信子
いにしへの花の奈落の中に座す 角川春樹
煙草きらして花の下にて我転ぶ 清水哲男
曾孫までが車座となる花の庭 尾池和夫
桜の花は人を様々な感慨に浸す。花ありて我の人生花散りて死を思ふなり嗚呼花盛り。
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