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2007年4月 1日 (日)

三鬼忌@禁煙のまたも吸ひたし三鬼の忌

Photo_618 禁煙のまたも吸ひたし三鬼の忌

今日は西東三鬼の忌日だ。稔典さんも「阿呆富みて春は明るく健康に」三鬼を採り上げている(皮肉諧謔句だと俺は思う)。三鬼の代表作は「水枕ガバリと寒い海がある」とされているが、「秋の暮大魚の骨を海が引く」が景が大きく且つ寂寥に満ちていると俺は思う。

ところで「またも吸ひたし」は俳句的誇張であって、タバコの味はこんな味だったなあと思い出す程度が事実であることを付言しておく。「禁煙も五年が過ぎぬ寒の水」まずまずと自己評価である。

 釘買って出る百貨店西東忌       三橋敏雄
 女物干してあるなり三鬼の忌       湯浅康右
 横文字の新聞燃やす三鬼の忌     桂 信子
 誰も乗らぬ木馬のワルツ三鬼の忌   藤田昌子

もう一句だけ三鬼を引こう。「中年や遠くみのれる夜の桃」。
俺は疾うに中年を過ぎた。しかし、老人を65歳以上とすると、老人及び初老でも無い(と言い張る)。そして、熟年なんて呼ぶ奴は蹴飛ばしてやる。

※写真は大高弘達「西東三鬼の世界」のお世話になった。感謝です。

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