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2007年4月11日 (水)

山笑ふ@女心ならびてゐたり山笑ふ

Photo_657 女心ならびてゐたり山笑ふ

「山笑ふ」はいつか使いたかった季語だ。こんな形で実現するとはまさに写真のお陰である。面白そうな被写体があれば撮る。撮っておけば後付けで句ができる(あるいは在庫済みの句とコラボできる)。この句などは句単独では意味を伝えられない句だろう。写真俳句はやり出すと止められないのである。

 故郷やどちらを見ても山笑ふ    正岡子規
 山笑ふ村のどこかで子が生れ   尾形不二子
 山わらふ母あるごとく胸張つて   寺田京子
 みちのくの山笑ひをり昼の酒    青柳志解樹

新緑が美しくなってきた。カメラを始めて目が変わったので、たとえば昨日も藤の花芽がこんなに大きいんだと感じ入った。人間は見ようとするものしか見えないのである。存在が認識を規定するのではなく認識が存在を規定するのである(カントのコペルニクス的転換)。

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