鶯@あけぼのや鶯のこゑ瑠璃色に
あけぼのや鶯のこゑ瑠璃色に
毎朝、夜が白む頃になると鶯が啼いてくれる。居間でパソコンを立ち上げてごそごそしていると啼いてくれるのだ。思えばこれこそ豪奢な環境というべきだろう。
しかし、なかなか姿は捉えられず、「俳句の鳥・虫図鑑―季語になる折々の鳥と虫204種」の鶯のページを撮って代用とした。蛍光灯が反射して光っているのがお粗末である。
鶯や茶の木畠の朝月夜 丈草
鶯や下駄の歯につく小田の土 凡兆
鶯に終日遠し畑の人 蕪村
我病んで鶯を待つ西枕 正岡子規
「あけぼのや」とくれば「明ぼのや白魚しろきこと一寸」芭蕉である。この名句にあやかりたくて敢えて「あけぼのや」とした気分もある。名句は一日にして成らず。単純な感動を単純に詠むことがまず第一歩と思うのではあるが。
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