山笑ふ@ダイスKは大輔のこと山笑ふ
一昨日の夕刊、見出しから「ダイスK」を拾った。Dice-Kとあちらでは呼んでいるとのことだ。アメリカのボールは日本とは違って滑りやすくスライダーが落ちにくくなるので、その克服に苦労したそうだ。なにごとも名人は努力の結晶である。俺は凡人だから努力は嫌いだ。「権力と権威・強制嫌ひなり努力もせずにまた夏が来る」短歌旧作である。
一列に乾く雑巾山笑う 中原幸子
手のひらは元あしのうら山笑う 寺田良治
山笑うなかなか開かぬお菓子箱 茂木綾子
初孫はいとしき獣山笑ふ 増田耿子
「山笑ふ」は「山眠る」より使いやすいような気がしてきたなあ。稔典さんは春が好きなそうだ。「物事がぐにゃぐにゃした感じが好ましい」と言っている。
そうだなあ。四角四面は人工的に過ぎておかしい。全て物事はぐにゃぐにゃしているのがまともな筈なのだ。
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