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2007年4月 2日 (月)

石鹸玉@シヤボン玉愛の向うは広い空

Photo_622 シヤボン玉愛の向うは広い空

絶対の自信作だったのに一票も誰も入れてくれないとは。世間は闇だ。めくらだ。
「私が死んで50年たてば、私の時代がくるだろう。そのときリヒャルト・シュトラウスの時代が終わる」グスタフ・マーラー。ちなみに、マーラーを梅田新道の名曲喫茶日響で聴いたのが遠い俺の青春だ。

 中年に反抗期ありシヤボン玉     藤田弥生
 しやぼん玉こゝろもとなくふくれけり  日野草城
 空に出て色消ゆ焼跡のしやぼん玉  金子兜太
 シヤボン玉吹きて貧しき顔残る    猿山木魂

この季語は多様な展開の可能性を秘めている。子供心にときめいたシャボン玉から中年の反抗期を経て、更には老残へ。人生に残り滓なしシヤボン玉。

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