石鹸玉@シヤボン玉愛の向うは広い空
絶対の自信作だったのに一票も誰も入れてくれないとは。世間は闇だ。めくらだ。
「私が死んで50年たてば、私の時代がくるだろう。そのときリヒャルト・シュトラウスの時代が終わる」グスタフ・マーラー。ちなみに、マーラーを梅田新道の名曲喫茶日響で聴いたのが遠い俺の青春だ。
中年に反抗期ありシヤボン玉 藤田弥生
しやぼん玉こゝろもとなくふくれけり 日野草城
空に出て色消ゆ焼跡のしやぼん玉 金子兜太
シヤボン玉吹きて貧しき顔残る 猿山木魂
この季語は多様な展開の可能性を秘めている。子供心にときめいたシャボン玉から中年の反抗期を経て、更には老残へ。人生に残り滓なしシヤボン玉。
シヤボン玉吹きて貧しき顔残る 猿山木魂
この季語は多様な展開の可能性を秘めている。子供心にときめいたシャボン玉から中年の反抗期を経て、更には老残へ。人生に残り滓なしシヤボン玉。
| 固定リンク
「哲学」カテゴリの記事
- 時間の重層化(2014.10.27)
- 短歌と俳句(2014.08.31)
- 生き急ぐ歳にはあらず通勤の各駅停車哲学史読む(2014.07.11)
- 神探す唯物論者梅雨の底(2014.06.24)
- 戸田山和久「哲学入門」読了(2014.06.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント