夏場所@夏場所の憎まれ者の気迫かな
今場所の横綱の気迫が凄まじい。初日の豊ノ島戦は必要以上とも思われるかち上げ、二日目豊真将、そして昨日の稀勢の里といずれも気迫で圧倒した相撲だった。場所前稽古での「プロレスまがいの荒ワザで、新小結の豊ノ島に左ひざ靱帯(じんたい)損傷で全治2週間のケガを負わせた」事件にまつわる様々な雑音(正しい音も混じってるかもしれない)を気迫で跳ね返そうとしているようにも感じられる。そもそも、このプロレス技事件自体が八百長報道を引きずってのことかもしれないなあ。
いろいろあるけれど、異文化の摩擦によって新たな文化が生れる。大相撲は日本グローバリゼーションの先頭をともかくも走っているのである。
夏場所や土俵いのちの名寄岩 久保田万太郎
夏場所やもとよりわざのすくひなげ 仝
夏場所やひかへぶとんの水あさぎ 仝
煌々と夏場所終わりまた老ゆる 秋元不死男
写真は竹橋交差点。住友商事と毎日新聞が見える。商社はグローバリゼーション資源確保の先頭を走っている(ように見える)。先日、三菱商事株の利益確定したばかり。
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