五月@深々と碧々と海五月かな
深々と碧々と海五月かな
一昨日(29日)は吟行に絶好の好天。どこに行くか迷ったが、本句を以前から在庫していたので海に行くことにして伊豆に向かった。多摩から富士への抜け道ルートたる道志渓谷沿いに山中湖に出て御殿場東名、沼津で降りて大瀬崎で撮ったのがこの写真だ。 ヨットを取り合わせできたので五月らしくなったと嬉しく思っている。「しんしんと肺碧きまで海のたび」篠原鳳作の影響下にある句であることを正直に告白しておこう。
うすうすと窓に日のさす五月かな 正岡子規
子の髪の風に流るる五月来ぬ 大野林火
ことしまた五月を病みてすこし老ゆ 山口波津女
五月来て困ってしまう甘納豆 坪内稔典
五月は一年前半のラス前(ラストの前の意味。麻雀用語)。梅雨来る前の晴れ間の季節だ。今年は雨が多いけれど、すこやかに五月来たれり幸ひに。
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コメント
こんばんは。
リンクありがとうございます。
トラバの承認終わりました。
五月の句、素敵なものが多いですね。
ぜひ宮古島に行ってこの記念碑を見てきてください。
きっと気持ちが解ると思いますよ。
ではまたよろしくお願いします。
投稿: ぱふ@沖縄が好きプラス | 2007年5月 3日 (木) 午前 12時35分
こちらこそよろしくお願いします。沖縄那覇には仕事で何回も行ったことがあるのですが、那覇以外の沖縄は全く知りません。機会と寿命があれば是非行きたいと思っています。
投稿: 土曜日の各駅停車 | 2007年5月 3日 (木) 午前 05時13分