新樹@新樹光肺の底まで洗ひけり
新樹光肺の底まで洗ひけり
本句はまたもや「しんしんと肺碧きまで海のたび」篠原鳳作の影響下に得たものである。西沢渓谷の新緑をたっぷり吸収してきたことを俳句に記録したかったからだ。写真はその新緑を表現できているだろうか。
そう言えば、NHK趣味悠々「デジタル一眼レフ風景撮影術」で新緑は葉の裏から撮影するのがコツなどと言っていたなあ。この番組のテキストは一眼レフを持っていない俺にも役立つ良書である。
新樹光産湯に伸びて子のふぐり 今瀬剛一
やんはりと嬰抱き上ぐる新樹光 小島とよ子
月光菩薩の臍かくふかく新樹光 能村登四郎
雲行けば新樹を渡る光あり 池内友次郎
作曲家池内友次郎は虚子の次男だったのだ。虚子のDNAは俳句・ビジネスだけではなく芸術一般に及んでいるのだ。まさに巨人である。
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