さくらんぼ@さくらんぼ我が性欲も衰へし
昔、「黄色いさくらんぼ」という歌謡曲があった。当時にしてはかなり刺激的な歌詞で印象が強く、さくらんぼを見るとそっちの方に連想が働いてしまう。
だけど、月山錦という品種があって「赤色系の品種がほとんどの中、黄色いさくらんぼとして貴重な品種」だそうである。また、さくらんぼが高価な「その答えは簡単で、大変栽培の手間がかかる果実だからなのです」とのことだ。以上、連想修正のための豆知識であった。
くちびるに触れてつぶらやさくらんぼ 日野草城
桜桃のこの美しきもの梅雨の夜に 森 澄雄
恋人はめんどうな人さくらんぼ 畑 耕一
国家よりワタクシ大事さくらんぼ 摂津幸彦
摂津幸彦の句に双手を挙げて大賛成。49歳で夭折した団塊世代の人のようである。「あたし赤穂に流れていますの鰯雲」などの摂津の句と戦略的分析がこちらで読める。俳句っていかがわしくてをかしくてフカイなあ。
| 固定リンク
「俳句写真」カテゴリの記事
- 極楽を夢見往生蓮の花(2013.07.29)
- 祝、世界遺産登録@紅富士の湯(2013.06.28)
- 積年の虫歯治療や五月尽(2013.06.01)
- ボランティア添える手やさし朴の花(2013.05.08)
- 梅一輪明日は多分春の雪(2013.02.06)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント