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2007年5月 3日 (木)

花@花時雨明るく降りて淋しさよ

Photo_746 花時雨明るく降りて淋しさよ

インターネット俳句会に出句して、0点だった。自分では気に入っているんだけどなあ。こういう感情の動きは矢張りひとりよがりなのだろうか。それとも、花時雨以外にモノが示されていないのでつまらないのだろうか。どうも俺は観念的、観念操作好きで困るとは思っている。そこで、例句は虚子の句、一句だけを引いてみる。

 咲き満ちてこぼるゝ花もなかりけり     高浜虚子

何の主観も形容詞も入れず淡々と描写して、それでいて読者に主観が伝わってくる。花のあはれを感じるのだ。俺の句は結句「淋しさよ」が拙かったのか。

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