石楠花@石楠花や快晴富士の男ぶり
石楠花や快晴富士の男ぶり
山中湖花の都公園からの富士である。雲があるので「快晴富士」は虚偽とも言えるが俳句的誇張と許して頂きたい。いや、少々の傷があった方が男ぶりが上がるというものだろう。
ほんとは石楠花と富士の取り合わせの写真にしたかったのだが、残念ながら撮影できなかった。代わりに水車と西洋石楠花を取り合わせた写真を付けておく。
石楠花に碁の音響く山深し 高浜虚子
石楠花によき墨とゞき機嫌よし 杉田久女
深山石楠花この世かの世の遠い空 岸 秋渓子
石楠花や主峰の薙の男ぶり 水沼三郎
最後の句、「男ぶり」を使ってるやん。困ったなあ。「花の歳時記 夏」から引いたのだがこの句を本句作句以前に見てないとは言えない。無意識下に残っていたのかもしれないが、「快晴富士の男ぶり」は俺のオリジナルである。
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