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富士容れて雲も愉しや五月空これも4/29伊豆吟行時の写真だ。大瀬崎から戸田を回って戸田峠を経て達磨山高原レストハウス駐車場に車を置いて、少し山歩きしてこの眺望に出会った。富士のなだらかでやさしい山裾を表現できているだろうか。俳句はちょっと無理筋(「愉しや」擬人法)でなんとかひねり出した。つまりは、富士と空と雲の写真である。 藍々と五月の穂高雲をいづ 飯田蛇笏 船の上に揺るる大空五月ならん 香西照雄 暮れ際の紫紺の五月来りけり 森 澄雄 五月の夜未来ある身の髪匂う 鈴木六林男やっぱり「愉しや」が浮いているなア。碌に写生も出来ないわが身はかなむ。
2007年5月 3日 (木) 午前 05時05分 俳句写真 | 固定リンク Tweet
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