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2007年6月25日 (月)

五月闇@江ノ島に女横たふ五月闇

Photo_855 江ノ島に女横たふ五月闇

鎌倉吟行の帰途は江ノ島から電車に乗った。写真は江ノ島駅に通じる橋の上で見つけた塑像。これは句にできるなと撮ったものだ。
季節はまだ入梅前だったが、五月闇で句にした。この句には伝えたい主張・思想は無く、ナンセンス俳句と言うべきだろう。

 やはらかきものはくちびる五月闇    日野草城
 かすかにも顔明りあり五月闇       鈴木花蓑
 寄りそへば煙草の匂ふ五月闇      岩瀬典子
 死者のため樹下昼ながら五月闇     鷹羽狩行

例句を読むと五月闇は官能的な季語だと思う。闇だからこそ視覚も嗅覚も触覚も鋭敏になるという理だからだろうか。とすれば、横たわる女の一部に焦点を当てて句にするべきだったか。

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