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2007年6月 5日 (火)

芍薬@芍薬や晩節汚し人の逝く

Photo_823 芍薬や晩節汚し人の逝く

これもインターネット俳句会零点句。芍薬との距離が遠すぎたせいだろうか。俺の頭の中では清楚な芍薬と人の死とは適切な距離にあるのだが、一点も入らなかったということは矢張りひとりよがりということだろう。
ところで、この句を詠むときに念頭にあったのは横山ノックさん。コンビニで立ち読みした週刊誌に「府知事全盛時期のノックさんには輝くようなオーラがあった」とのコメントがあった。人の生死(「しょうじ」と読みたい)ということに対する感慨句(のつもり)である。そういえば短歌旧作「漫才師創価学会共産党よくぞ選べり浪花の民は」がある。

さて、例句。「芍薬や愛に飢ゑたる日々ありき」とかぶらぬように引く。

 芍薬は散りて硯の埃かな         正岡子規
 芍薬のはなびらおつるもろさかな   久保田万太郎
 夜の芍薬男ばかりが衰えて       鈴木六林男
 芍薬のゆさゆさと夜が生きてをり   鍵和田ゆう(禾に由)子

ところで写真の芍薬は先週吟行した神代植物公園のスカーレットオハラという品種。色気があってそれでいて清楚なこういう花が俺はいい。

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