昼寝@世を辞して薄目で眠る昼寝かな
世を辞して薄目で眠る昼寝かな
鎌倉吟行の際に円覚寺で撮っておいた写真だ。円覚寺の中の帰源院の山門だが、「鎌倉漱石の会」という表札がかかっていた。いま、ネット検索すると、漱石28歳の明治27年15日間ここに滞在したそうだ(神経衰弱に苦しんだ後の参禅だった)。漱石の作品「門」はこの山門をモデルにしているともいう。また、「仏性は白き桔梗にこそあらめ」という漱石の句碑もあるとのことだ。立入り禁止だったので中には入らなかった。いつかまた機会があればと思う。
大好きな子規と会ひたる昼寝覚 越村蔵
さみしさの昼寝の腕の置きどころ 上村占魚
手も足もはづして昼寝したりけり 角 光雄
喜望峰廻りで戻る昼寝覚 辻美奈子
いつか世を辞する時が来ても、出来れば薄目を開けていたい。いろいろあるけれど、やっぱりこの世が好きだから。この世しか知らないのだから。
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