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2007年6月 1日 (金)

滝@わが死後もみどりの滝の鳴りやまず

Photo_816 わが死後もみどりの滝の鳴りやまず

西沢渓谷ハイキングコース往路終点近くの七ツ釜五段の滝である。日本の滝百選にも選ばれている。
滝の写真も俳句も初体験。西沢渓谷の渓流のエメラルドグリーンをもっと捉えられたらと若干不満の写真である。

 滝落ちて群青世界とどろけり        水原秋桜子
 滝の上に水現はれて落ちにけり      後藤夜半
 かなしくて滝はおのれの鳴りやまず    加藤かけい
 青滝や来世があらば僧として        能村登四郎

本句は呻吟した。西沢渓谷はまさに秋桜子の句の世界そのもので、これを写生する力は俺には到底無く、取り合わせで句にする方針をとったのだが、死後を持ち出して果たしてよかったかどうか。「鳴りやまず」も加藤かけいの句から頂戴したもので忸怩たる気分がある。
滝とは「水現はれて落ち」るものであるが(この句は箕面の滝を詠んだもの)、そこに何を見ていかに表現するか、そのつきつめが浅いから本句のごとき駄句となってしまうのだろう。

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