蜂@癒しなる言葉は無縁蜂の翔ぶ
癒しなる言葉は無縁蜂の翔ぶ
えごの花を撮ろうとしていたらたまたま蜂がやってきた。何枚か撮ったうちで偶然飛翔シーンが撮れたのがこれだ。人生、偶然あってこそ面白いのだ。
そこで、俳句だが蜂でなかなか思いつかず、このままではえごの花が相当に時期遅れになってしまう。しようがなくてなんとか昨日ひねり出したのが本句である。これも蜂と観念との取り合わせでしかなく、従って、駄句である。蜂の前作「熊ん蜂愛一筋の武骨者」も同様である。
腹立てて水呑む蜂や手水鉢 太祇
六尺の人追ふ蜂のこころかな 闌更
寒山か拾得か蜂に螫れしは 夏目漱石
てのひらに蜂を歩ませ歓喜仏 三橋鷹女
ところでもこの写真の蜂はフタモンアシナガバチと思うのだが、いかがなものであろうか。
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