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レーダーにわが影映る夏の海下田吟行時の海上保安庁巡視船のレーダーだ。数日前にこのときののことを想起していて、俺のカメラ姿が反射している写真があったことをふっと思い出した。句は単なるその説明である。真正面から自分の写真をのっけるのは厭だが、この程度なら読者サービス(誰も見たいとは思てへんわい)である。 百尺の裸岩より夏の海 高浜虚子 晩年や空気で冷える夏の海 永田耕衣 夏海へトンネル遠眼鏡のごとく 八木絵馬 風雲のかがやき折れて夏の海 山口青邨耕衣の句が面白い。晩年とは「空気で冷える夏の海」のことだったか。即吟「晩年や電池の切れし扇風機」。お、句集に入れておこう。
2007年6月 6日 (水) 午前 05時10分 俳句写真 | 固定リンク Tweet
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