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2007年6月29日 (金)

羅@うすものや月光菩薩腰ふかく

Photo_864 うすものや月光菩薩腰ふかく

写真は蓮の花を前景にした薬師寺金堂大講堂だ。この手前に金堂があり、その中に薬師三尊(薬師如来、日光菩薩、月光菩薩)がいらっしゃる。月光菩薩に拝謁して「月光菩薩腰くびれ」が浮かんだ。昨日、句にするべく歳時記をめくり季語「羅」を見つけた。しかし、「腰くびれ」がいまいち、「くびれ腰」はなおさら品が落ちる。そこで、「腰」でこのブログを検索した。「観音の腰のあたりに春蚊出づ」森澄雄が見つかったがこれはあまり参考にならず、「ルノワール女の腰の春深く」浅井慎平に、そうそうこれこれと「腰ふかく」を頂戴したものである。我がブログをかように句作に活用できて一人満悦である。

 羅や人悲します恋をして          鈴木真砂女
 うすもののみえすく嘘をつきにけり   久保田万太郎
 うすものを着て雲のゆくたのしさよ    細見綾子
 生涯を女将に徹し薄衣           鈴木真砂女

ところで「月光菩薩は月の様な清涼をもって衆生の生死煩悩の焦熱から離れるという意味がある」そうだ。「がっこうぼさつ」と読むということをこのウィキペディアで初めて知った。またひとつ賢くなった。あ、これも「生死煩悩の焦熱」であったか。

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