麒麟草@きりん草午後のテラスに紅茶飲む
きりん草午後のテラスに紅茶飲む
神代植物公園で初めて知った花だ。「きりん草」でネット検索すると出てこず、「麒麟草」で素敵な写真が多く出てきた。俺のこの写真はよく見るとピントがあっていないなあ。
花の名の由来は黄色い花が輪状になって咲くので「黄輪草」とか
麒麟の胸が黄色であることから「麒麟草」とも言われているそうだ。「花の歳時記 夏」には、古くから傷薬とされたが、「傷薬の草」の意の「傷ノクサ」が転じて「麒麟草」となったとの説が紹介されている。
霧の中ほの温き日のきりん草 村田 脩
きりん草虫は光の粒となり 児玉道子
花麒麟あすから持たぬチョーク箱 淵脇 護
村田脩の句、わたしの俳句歳時記では「ほの温かき」と表記されているが「花の歳時記 夏」では「ほの温き」となって「ぬくき」とルビが振られているのでこちらが正しいだろう。わたしの俳句歳時記にはときおり入力ミスが散見される。
ちなみに、秋の麒麟草というキク科の別の植物があることを付加しておこう。
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