青嵐@六十路坂越えて行かむか青嵐
六十路坂越えて行かむか青嵐
都はるみの唄で「四十路坂」なる言葉を使ったのがあったなあと思いつつ、「むそじざか」を使った。
もうすぐ誕生日が来て五十九だ。「滝落ちて群青世界とゞろけり」水原秋桜子の西沢渓谷で青嵐を実感したときの写真である。
そういえば青嵐会なる自民党タカ派グループが昔、あったなあ。
我生をぬりつぶしたる青嵐 高浜虚子
濃き墨のかわきやすさよ青嵐 橋本多佳子
夏嵐机上の白紙飛び尽くす 正岡子規
なぐさめも男は一語青あらし 山岸治子
虚子の句(俺の偏見だろう)、なんか偉そうなのだ。自民党青嵐会もこんな感じだった。ちなみに「結成から間もなくして、中国に対する強硬論についていけず、山崎拓が中川の度重なる説得にも翻意せず脱会し、それに続いて野田毅、綿貫民輔、内海英男ら離脱者が相次いだ」とウィキペディアにある。 この頃から日本の政治にとって中国との距離のとり方が難しかったんだなあ。
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