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2007年7月22日 (日)

走馬燈@交はりも水のごとしよ走馬燈

Photo_895 交はりも水のごとしよ走馬燈

泰二さんの句会に出した句。走馬燈では以前につまらぬ句をつくっているので(なんやかやあつたけれども走馬灯)そのリベンジの気持ちもあった。前句よりは言いたいことが明瞭に焦点を結んでいるとは思う。しかし、表現が安易で(いつものごとく)観念的だった。俳句は具体を詠まねばいけない。例えば「同窓会返事も出さず走馬灯」とか、思想(言いたいこと)を具体(物事)で表現するのが俳句だと反省している。

 走馬燈へだてなければ話なし       富安風生
 みな飛んでゆくものばかり走馬燈    下田実花
 走馬灯おろかに七曜めぐりくる     角川源義
 日と月と音なく廻る走馬燈          岩淵喜代子

物事と季語とをつなぐ走馬燈。走馬燈二句一章が俳句なり。こう考えてくると、俳句とは喩であり、喩とは記憶そのもの(走馬燈)であるような気がしてきた。われわれの記憶は脳内の喩のネットワークを追加修正することだからである。観念的な話で恐縮走馬燈。

写真は西沢渓谷の渓流。無理矢理写真俳句にしないと気がすまなくなってしまった。

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