夏大根@夏大根料理上手な夫とゐて
夏大根料理上手な夫とゐて
全くの虚構の句である。何がきっかけだったか忘れたが「料理上手な夫」というフレーズが浮かんで、季語「夏大根」と結合すれば面白い取り合わせだと思い本句となった。ちなみに夏大根は「小振で辛みが強く味は劣るが、早い収穫で重宝がられる」とわたしの俳句歳時記にある。
写真は墨田の花火なるガクアジサイ。全くの虚構の句だから、この粋な江戸情緒の花の写真にした。鎌倉長谷寺で撮影。
ざつくりと夏大根を煮て日ぐれ 小檜山繁子
夏大根かりりと噛んで浅酌す 栗生純夫
ふるさとに父訪ふは稀れ夏大根 池上浩山人
夏の大根おろしが辛く主張せり 大石悦子
言い忘れていた。本句、インターネット俳句会の零点句。味が劣るのか、夏大根と同様に。
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