« あたたかいお言葉に感謝 | トップページ | ほんのりと色づく秋となりにけり »

2007年9月17日 (月)

初秋の箱根湿生花園

Photo_25 風に揺る思ひ出ひとつ吾亦紅
箱根湿生花園に吟行してきたら、今朝久しぶりに句が生れた。
Photo_26 蝦夷竜胆素朴に生きる人羨し
竜胆の後ろに咲いているのがアサマフウロ
Photo_27 可憐な花だ。
Photo_39 可憐といえばサワギキョウ。桔梗の一種である。
Photo_29  ベニサワギキョウというのもある。
Photo_30 これはタムラソウ。「田村草兵火に耐えし堂ひとつ」大島民郎という句がある。
Photo_31 これはノハラアザミ。葉に棘があるのでタムラソウと区別できるそうだ。
Photo_32 マツムシソウ。これも可憐である(ああ、可憐としか形容できないボキャ貧よ)。
Photo_33 これがヤマトリカブト。オソロシイですねえ。
Photo_34 ホトトギス。杜鵑と書く。渋くて粋な花だ。 「さなきだに湖尻はさびし時鳥草」上田五千石。
Photo_35 山上憶良の歌があった。これで秋の七草を覚えよう。ただし、「朝顔」というのは桔梗のことだそうだ。
Photo_36 オミナエシ。これは知っていた。
Photo_37 ヤマハギ。美しく可憐である。
Photo_40 エゾカワラナデシコ。はかなげな花だ。
Photo_38 そしてススキ。箱根はすでに秋であった。

種々の草木に接し朽ちてゆくいのちのあはれ暮らしの愉し

|

« あたたかいお言葉に感謝 | トップページ | ほんのりと色づく秋となりにけり »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。