意味を求めてめぐりし後に
短歌旧作。空蝉がなぜかしらこの泰山木に止まったままだった。
ところで、この歌、俺の人生観の結晶である。すなわち、事実世界(エロス)→記号世界及び価値世界(意味)→事実世界(エロス)という生の円環運動が人生ではないだろうか。ちなみに、心(生の円環運動)の見取り図を心の哲学(4)から転載する。ここに、「概念世界」とあるのを思うところあって「記号世界」と最近は呼び変えている。
価値世界 概念世界 事実世界
客観(間主観) ⇔ 心 ⇔ 実在
信念 意志 思考(理性) 経験(知覚現象)
規範 認識(意味の他者と言語による社会的認識:悟性)
知覚(五感)
感情 感覚(体性感覚。例えば痛み)
記憶
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