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秋風やたどりつきたる女の尻
「秋風や屠られに行く牛の尻」夏目漱石の本歌取り。「秋風」は俺のような初心者にとって扱いやすい季語で、ちょっと憂鬱な感情や憂愁を言葉にして「秋風」を季語にすると一見俳句らしくなる。しかし、漱石の句もそうだが本物の句は矢張り風格がある。風格を感じさせるためには、技術・修練が必要であり、なにより人格が根底になければならないだろう。「遠くまで行く秋風とすこし行く」矢島渚男。
2007年10月17日 (水) 午前 04時55分 俳句写真 | 固定リンク Tweet
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