茶が咲いてこの人生の隠し味@建仁寺(1)
三週間程前だったろうか、日経の記事で京都建仁寺(日本で最初の禅寺)の茶の花を取り上げていた。そうか、茶の花かあ、これは見ものだぞ、今度の関西行きでは建仁寺に是非立ち寄って写真と俳句を得ようと意気込んで京都へ行った。
ところが、茶の花は既に終わりかけていた。どうも11月初旬が盛りだったようである。それでも法堂(右の写真)の周りの生垣を探索して得たのがこの写真である。
「茶は養生の仙薬なり…」ではじまる『喫茶養生記』を著し、お茶を日本に広めた人、栄西禅師が開いたのが建仁寺。そういうご縁もあって建仁寺に茶が植えられているのだろう。ご縁があれば人生の隠し味を求めて盛りの頃にまた訪ねたい。
ところで、茶の花にはじーんと来る佳句があるので引いておく。
茶の花や些事も大事も人まかせ 飯島晴子
茶の花に出て老人のひとりごと 黛 執
茶の花や臍に艶ある観世音 神戸周子
茶が咲いて肩のほとりの日暮かな 草間時彦
建仁寺は祇園の町中にある。そして、十一月三連休に京都へ車を乗り入れるのは狂気の沙汰。そこで、前日泊した田辺の駅前スーパー駐車場に車を置いて、近鉄・京阪を乗り継いで四条河原町へ、そこから祇園の町並みを見物しながら建仁寺へ行った。その途中、四条通りの向こう側を舞妓さん二人が歩いているのを発見してスナップショットしたのがこの写真だ。後姿のうなじを捉えた写真もあるが残念ながらピンボケなのでこの写真で代替する。
ところで田辺の駅前スーパーの駐車場は駐車料金フリーであった(しぶちん俺でも覚悟していたのに)。平和堂さん、ありがとう。ご縁があれば今度は買い物するからね。
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