山道に教はるその名高野箒
山道に教はるその名高野箒
扇山登山の先達の方が教えてくれた花だ。ネット検索したら「明るい二次林、特にアカマツ林に生育する。草本のようであるが、落葉低木に分類される」とあった。そういえば周囲はアカマツだったようにも思う。
その昔、和歌山県の高野山には竹、梨、胡桃、桃などの竹木がありませんでした。利潤を得る行為を戒めるという意味で、商品作物の栽培が禁じられていたのです。それで竹箒が作れず、代わりにこの木の枝を束ねて箒を作ったことから「高野箒」の名が付いたといわれています(週刊朝日百科「世界の植物(2)」より)。
というのが名前の由来のようである。世界は多様な生命と記号に満ちている。
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