黙したるちあきなおみや時雨降る
先日、俳句王国だったかNHK俳句だったか、「ちあきなおみ」を中七に織り込んだ句を見て、よし俺もと考えたのが本句である。
彼女のデビュー時のヒット作「四つのお願い」はいまいちだが、あの「喝采」はスケールの大きな曲だった。この曲のヒット時が、俺が独身で元住吉に住んでいた頃(30年以上前)だったことを未だに覚えているくらいインパクトがあった。日本の歌謡曲も酒・涙・溜息に堕さないこのような曲を生み出したかと喝采したものである。
ところで、ちあきなおみは1992年に夫の郷鍈治と死別後一切の芸能活動を休止している。「黄昏のビギン」(最近になってBSのちあきなおみ特集番組でこの曲を知って今ではお気に入り)を聴くたびに彼女の沈黙の意味を思っている。
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