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2007年12月30日 (日)

自然、必然、偶然そして運命

Photo_2 きっかけは以前に作った質問「偶然と運命の関係や如何?」に偶々コメントがついたこと。そこで、恐竜の滅亡の話やニュートン力学を振り回していたら、質問「自然界に偶然はあるか?」が出来た。「全ては必然だけど、人間が予測できないことを偶然」を一応の俺の回答としていたら「人間がいまこうしているのも、偶然に偶然が重なった結果だと思います」というコメントで揺らぎ発生。

そうか、「自然=必然、偶然は必然の反対概念にすぎない」というのは言いすぎで「自然=偶然、必然は偶然の反対概念にすぎない」と考えるのが自然だなあと思うに至った。理由は、
(1)必然は結果論というより、ものごとを説明するための枠組み。因果関係も同じ(因果関係は自然に内在するものではない)。
(2)私は神様の贈り物。ここに信仰への道がある。俺は歩まないけど、多分。
ということだ。(2)についてはもう少し注釈が必要で、自然の歴史とか俺のこの人生などという一回こっきりのものに必然という色を塗るのは不自然、偶然のカバーがかかっていると思うのが自然ということがある。また、「私は神様の贈り物」というのは以前、バート・ランカスターの映画「終身犯」を観た感想を引きずっている。


そこで、質問「自然、必然、偶然の関係を述べよ。余裕があれば自由意志についてコメントせよ」に至った。アバウトミーを頼りに俺は哲学しているのである。

さて、この話題はカンブリア宮殿を経ていずれは「運命=自然、自由意志の否定(スピノザ)」につながるがそれはまた後日後刻。乞うご期待。

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