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2007年12月 2日 (日)

ヘンリー・ポールソン→米帝の象徴

Photo_5 「月曜の東京市場は急騰、16千円台回復か」というガセネタを勢いで書いてしまったが、昨日の日経夕刊「ウォール街ラウンドアップ サブプライム救済策を好感」からガセネタの埋め合わせを転載する。

「一日のほとんどの時間を住宅問題に費やしている」と語るポールソン財務長官。住宅ローン担保証券の買い取りファンド構想に続いて打ち出した対策が、下げ止まりの兆しの見えない信用市場の底値固めにつながるかどうかが注目される。

この「買い取りファンド構想に続いて打ち出した対策」が今回報道された住宅ローン金利凍結策だ。早ければ5日にも公式発表とのことだが、国防総省→ゴールドマンサックスCEO→財務長官という産軍官ウォール街複合体(米帝国主義)の象徴のような華麗なキャリアの持ち主が「一日のほとんどの時間を費やして」打ち出す対策を<超短期では>買わない筈はないと思う反米帝相場師見習いの俺である。

※画像はdiary2006-05映画「父親たちの星条旗」硫黄島1から勝手拝借させてもらった。

1945年に発行された星条旗掲揚の図柄の切手です。
 アメリカ国民の絶大な人気を集めたシーンですから切手の図柄になっても不思議ではありません。しかし、実はこのシーンを切手の図柄にする提案がなされた時、アメリカ郵政省は、最初はそれを拒否しました。これまでのルールでは、切手の図柄にその時点で存命の人物を描くことはできなかったからです。
 しかし、国民の要求が大きかったことに加えアメリカ連邦議会もそれを支持したため、ついに、郵政省は折れ、摺鉢山の国旗掲揚から5ヶ月後の1945年7月11日に切手は発行されました。
 その日、暑い日であったにもかかわらず、アメリカ国民はこの記念切手を購入するために長蛇の列を我慢しました。1日に40万枚の切手が売れました。
 それ以後、この3セント切手は何年にも渡って「ベストセラー」を続け、合計1億5000万枚以上売れました。

とのことだ。アメリカは人工的に作られた国家だからこそ国家主義抜きでは成り立たないお国柄である。星条旗よ、永遠なれ。

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