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現世や淡き日を受く枯芙蓉
歳時記で「枯芙蓉」という季語があるのを知り、芙蓉は近所にあったなあと思って朝吟行の途次に観察したら見事な枯芙蓉になっていた。そこで、初案「宴果て淡き日を受く枯芙蓉」としたのだが、この記事を書く際に「ほそみ」という言葉を思い出して推敲した。抽象が過ぎた臭みがしないこともないか。
芙蓉の実枯れてはなやぐことありぬ 安住 敦 芙蓉枯る晩節汚すこともなく 西嶋あき子 尼寺の風と棲みをり枯芙蓉 牧園 賀 猿老いて枯芙蓉ともならんかな 依光陽子
2007年12月19日 (水) 午前 04時00分 俳句写真 | 固定リンク Tweet
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