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2008年1月11日 (金)

新春、泰二さんの句会への出句

泰二さんの句会に出した句。自分としては新境地を開いた気分の句もあるのだが、点は取れなかった。評価は他人がするものなのだ。
Photo 仲見世をカメラ片手の二日かな

初詣は毎年、浅草寺だ。車で行ってアサヒビール本社の地下駐車場に停める。そこから吾妻橋を渡って雷門へ。
今年はカメラがあるのでこの提灯を是非撮ろうと思っていた。よく見ると提灯は松下電器寄贈である。ここもパナソニックと改めるのだろうか。来年忘れていなければチェックしよう。
Photo_2 かもめとぶ小高き波の元朝に

三保の松原で出会ったかもめたち。近づくと逃げてしまいそうなのでズームで撮った。
小高き波ではないなあ。俺の句の中で最も写生的な句なので新境地を開いたと自分では思っているが、句会では一票も入らなかった。
Photo_3 初夢もすぐ忘れたり年男

今年還暦になる(嗚呼)。だから年男なのだが、この句をつくってから「待てよ、年男って季語にあるような気がするなあ」と歳時記を引くと「正月の行事一切を取りしきる一家の主人(男性)をいう」とあった。ふーん、こんな生活習慣があるんだ。では、本句の年男とは意味が異なるから季重なりではないなあと安心した。

運が開けなくとも福を招かなくてもいいから健康でありたい。健康であれば音楽が聴ける。

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