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2008年1月22日 (火)

世界同時パニックの一日

Photo 画像はいつも俺が見ている各国リアルタイム株価指数である(上海あたりはリアルではなくディレイがあるような気がしている)。こんな下げは滅多にないから記録しておく。

この暴落(この言葉を使うべきだろう)を日経は「18日の米株式相場が緊急景気対策案への失望感から続落したことを嫌気し、株価指数先物主導でほぼ全面安となった。上海や香港といったアジアの株式相場が下落し、世界連鎖株安の様相を強めたことも投資心理を冷やした」と伝えている。おいおい、ブッシュ下げだけではないだろうといちゃもんをつけようとしたら次のセンテンスで「18日に米金融保証会社大手が格付け会社による格下げを受けたことで、米国の信用収縮が一段と進むのではとの警戒感から、機械や自動車といった輸出関連株が売られた」とも伝えている。

だから、ブッシュ下げではなくモノライン下げと呼ぶべきだ。金曜のNY急落の理由をしつこく考えてよかった。しつこく考えたからこそ、モノライン不安こそ米株急落の要因だとする藤戸コメント金融不安ゴールドマン本命説に出会うことが出来て「まだ底がある、多分」という信念を持てた。お陰で昨日の日中相場で9枚あった買い玉を5枚にまで損切りすることができた。ゴールドマンゴールドマンと呟きながら損切りしたのであった。

そして、夕場。NY休場の昨日、売り方は安心して売れたようだ。なんと「一時、大引けに比べ330円安の1万2980円まで下落した」のである。夕方は町内の大切な所用があって相場を見られなかったが、夕場終了までには間に合って売り玉の利益確定をした。最終的に、昨日の朝に売り10買い9だったポジションを売り5買い5に縮小できた。売り玉をもっと多くホールドするのは、米緊急利下げ、日本のPKOが怖くて出来なかった。

さて、今日の相場はどうなるか。今日も大幅下げればほんとうにクラッシュだ。PKOは出てくるだろうなあ、多分。

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