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2008年2月18日 (月)

鳥の歌

Photo 昨日放送のN響アワーのゲストは日野原重明さん。ベートーベン「皇帝協奏曲」、フォーレ「レクィエム」なんかを放送していたが合間に鳥の歌が聴こえた。チェリスト徳永兼一郎氏の最後の演奏。ああ、癌で亡くなったんだ。

彼の癌との闘いは長く、大きな手術だけでも3回、足かけ6年にも及んだのです。この演奏が行われた平成8年3月31日、既に完全な末期状態でした。癌組織の一部は肛門から滲出し、腰椎に転移した病巣はどうにも縮少しません。下半身の機能は完全に麻痺、立つことも歩くことも出来ない。正装するのに2時間、車椅子に乗るのに1時間かかったといいますから。しかも、痛み止めの麻薬を打ちながらでは複雑な演奏をこなすことは出来ません。合奏するヴァイオリンは実の弟でN響主席ヴァイオリンの徳永二男(つぐお)。曲目はメンデルスゾーンのピアノ三重奏曲第一番二短調とカザルスの”鳥の歌”、さすがにアンコールはありませんでした。

だそうである。平成8年5月17日死去、55歳。俺はもうすぐ還暦である。

※写真は鳥の歌の作曲者パプロ・カザルス。この曲の原曲はカザルスの故郷カタルーニャのクリスマス・キャロルであり、聖誕を鳥が祝っている様子を歌っている。鳥が「peace」とさえずるように演奏することで有名。とのことだ。

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コメント

土曜日さん、こんばんは。

先日、ご訪問いただいた岩崎です。この前の土曜日に、N響のCプログラムに参加して参ったのですが、そのとき、「今日の室内楽」で、「鳥の歌」を取り上げておりました。チェロ、ハープ、マリンバという非常に珍しいアンサンブルでした(主役はチェロでしたが)。なお、オンド・マルトノの写真もアップしておきましたので、よろしかったら、ご参考になさってください。ちなみに、私は、まだ30歳で、文章表現に至らない点はあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。

投稿: 岩崎 高宗 | 2008年4月15日 (火) 午後 09時47分

岩崎さん、ご訪問ありがとうございます。私、BSのクラシック放送のほとんどを録画していまして、それを聴きながら実際のコンサートを聴かれた方の記事を検索して読むということをやってます(コンサートに行けばいいのににね、しぶちんですね)。コンサート報告、感謝です。
「鳥の歌」はほんとうに、ひとのいのちの切なさを感じさせる名曲ですね。検索してこの記事をみつけて頂いてこれも感謝です。

ほんとうに音楽っていいですね。それではまた。

投稿: 土曜日 | 2008年4月16日 (水) 午前 05時43分

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