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2008年3月23日 (日)

侘助や放蕩の果て生きてをり

Photo 侘助や放蕩の果て生きてをり

最近になってようやく椿と侘助の区別ができるようになった(と思う)。全開していない花が特徴なのだ。

 侘助や障子の内の話し声        高浜虚子
 侘助のひとつの花の日数かな     阿波野青畝
 侘助や些事もまた身のときめきに    河合照子
 侘助をもたらし活けて通ひ妻       石田波郷

侘助は早咲きがあるので俳句では冬の季語となっている。「閑寂な趣が眼目。新境地にも挑戦したい」と「花の歳時記 冬」にあった。写真は先々週、昭和記念公園で撮影。

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