侘助や放蕩の果て生きてをり
侘助や放蕩の果て生きてをり
最近になってようやく椿と侘助の区別ができるようになった(と思う)。全開していない花が特徴なのだ。
侘助や障子の内の話し声 高浜虚子
侘助のひとつの花の日数かな 阿波野青畝
侘助や些事もまた身のときめきに 河合照子
侘助をもたらし活けて通ひ妻 石田波郷
侘助は早咲きがあるので俳句では冬の季語となっている。「閑寂な趣が眼目。新境地にも挑戦したい」と「花の歳時記 冬」にあった。写真は先々週、昭和記念公園で撮影。
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