物語、結晶、記号
昨日、ショスタコ8番を聴いていて「これはベルクと違う、タコには物語がある」と思った。そして今朝ネット逍遥の後の音楽にゴールトベルク変奏曲@シュタットフェルトを選んで最初のアリアに浸っていると「おお、バッハは結晶やんかあ」と気づいた。そこで、かねて用意のモーツァルト=記号の音楽(グレン・グールド)と合わせると俺のお得意、三大噺「物語、結晶、記号」ができあがった。そして、これは(実になんと)俺の三層スキーマ「世間、魂、社会」と符合するのである。まとめてみよう。
物語 結晶 記号
ショスタコーヴィチ バッハ モーツァルト
世間 魂 社会
われらの魂は、世間(直接世界)で喜怒哀楽愛憎損得の物語を編みつつ社会(間接世界)を記号として生きる。それがわれらの人生である。最後は結晶として死にたいね。
通勤者を記号の列と呼ぶ詩あり記号の中に我の個もあり
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