民度=教養+節度+情緒
「日本の民度の低さは誰のせい?」質問でのコメントラリーのおかげで
民度=教養+節度+情緒
という定義式ができた。ここに教養とは公民意識の確立=百姓根性(お上は自分たちを収奪するもの、その代わり、たかったりすがったりするもの)から抜け出すことを指す。そして、節度とは俺のお気に入りの「おいあくま」(怒るな威張るな焦るな腐るな負けるな)である。以上、今日の朝ネットの成果を記録しておく。
※写真は鎌倉瑞泉寺の庭で撮影した諸葛菜。三国志の諸葛孔明(しょかつこうめい)が出陣のさきざきでこの種子をまき、食糧となるよう栽培したことからの名だそうだ。花大根とも呼ばれるが、大根の花ではないから注意。「諸葛菜不安をもつて安とせむ」河原枇杷男。
民草のひとりなりけり諸葛菜庭の一隅むらさきの映ゆ
花大根人恋しさもうすれきて
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コメント
こんにちは! 早速当ブログにて引用させていただきました↓。
http://blog.goo.ne.jp/ablgoo347/e/5d049f9e6218c5592ca09bf93172d44b
投稿: 恩義(oblige347) | 2008年3月30日 (日) 午前 02時37分
民度と階級意識・闘争との関係は別にして、教養・節度・情緒のセットは有用な概念ですね。さっき、「大人とは何でしょう?」質問に対して「教養、節度、情緒のそれぞれが一定水準に達した人のこと」と答えることができました。あ、民度というより大人の要件と表現した方がいいですね。http://doyoubi.aboutme.jp/user_question/show/55652
投稿: 土曜日 | 2008年3月30日 (日) 午後 03時56分