まんさくや昼餉のあとのひとねむり
先日、カメラをぶら下げて朝吟行していたら、前から気になっていた樹木を撮っているおじさんがいた。勇気を奮って「おはようございます。この花、なんというのですか」と訊いたら「まんさく」とぶっきら棒に答えてくれた。そうそう、これがまんさくなんだ、と思って翌日の快晴を受けて撮影したのがこの写真だ。
ところが、なかなか句にならぬ。そこで、ネット検索して「金縷梅」の字を拾ったり、「名の由来は、他に先駆けて「先ず咲く」が訛ったものとも、黄色い四弁花が稲の豊年満作を思わせるからとも」にある俳句を参考にしたりして昼飯、昼寝後にふと口について出てきたのが本句だ。俳句はまことに気分である。
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