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2008年4月 7日 (月)

馬上なる明治大帝花の丘

Photo_3 馬上なる明治大帝花の丘

今日は昼前から雨の予報。結構強い雨が降るようで花も散るだろう。そんなことを思っていたら先日花見徒歩吟行した写真(旧多摩聖蹟記念館)に付ける句が浮かんだ。この聖蹟という名前の由来、建物の由緒は

日本各地に天皇が訪れた場所を聖蹟と呼び、それを記念して全国で様々な祈念碑が建てられている中、昭和5年に元宮内大臣の田中光顕が多摩聖跡記念館を四季豊かな都立桜ヶ丘公園内に建設したものだ。

ということで、京王線の聖蹟桜ヶ丘駅はこの記念館から名前を頂戴したものだ(以前は関戸駅という鄙びた陳腐な名前だった)。

そして面白いのは建物のデザイン。

オーストリアのセセッションとドイツのユーゲントシュティルと呼ばれる建築デザインの影響が見られ、多摩地区の近代建築の中でも大変貴重なものです

この建物、ウィーン分離派の流れを組む設計となっているそうだ。そういえば、どこかしらクリムトやマーラーの世紀末を思わせる雰囲気があるなあ。

昭和ファシズムの時代に多摩の田舎にこんなモダンな建物が建てられたのが面白い。建物内には乗馬姿の明治天皇の大きな像がある。明治を思い司馬遼太郎を思う花見であった。

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