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2008年4月22日 (火)

多摩森林科学園吟行

ソメイヨシノだけが桜ではない。ソメイヨシノ以前から桜は愛されていていろんな品種があった。そもそも、サクラには

園芸品種が多く、とくに江戸末期に開発されたソメイヨシノ(染井吉野)は、明治以降、全国各地に広まり、サクラの代名詞となった。自然種としてはヤマザクラ、オオシマザクラ、エドヒガンなど10種ほどが認められている。また、日本では固有種・交配種を含め600種以上の品種が自生している。

そんな桜250種を見られるのが多摩森林科学園(JR・京王線高尾駅から歩いて10分ほどのところにある、独立行政法人 森林総合研究所が管理・運営する研究施設)のサクラ保存林だ。

P4190163 サクラ保存林は、各地の著名なサクラの遺伝子を保存するために昭和41年に設置が決まりました。現在約8haの面積に江戸時代から伝わる栽培品種や国の天然記念物に指定されたサクラのクローンなど、全国各地からのサクラ約1,700本が植えられています。咲く時期は種類によっていろいろで、2月下旬から5月上旬にかけて順次見頃となります。

先週の土曜日に吟行してきた。残念ながら快晴ではなかったけど、フゲンゾウ、カンザン、ウコンザクラ、ギョイコウに出会うことができた。

 見上ぐればそこにある幸遅桜
 残年の淡き愛憎里桜

例によって駄句をひねったけれど、以下、出会った桜たちの写真である。

P4190018 フゲンゾウ。2 つある雌しべは細長い葉っぱのように変化しています(葉化雌ずい)。普賢象というのは普賢菩薩の乗っている象のことで,葉化した雌しべがこの象の鼻に似ていることからつけられた名前だということです。二つのツノ(雌しべの葉化したもの)がよくわかる。
P4190040 同じくフゲンゾウ。こうしてみると、愛らしい桜である。
P4190107 カンザン。八重桜の代表品種(と思われる)。
園内の案内立て札には「紅色の濃い大輪の花で、東京の荒川堤に植えられていた代表的な里桜の一つ。育てやすいこともあり、公園や並木にも多く植えられている。外国、特に欧米で人気があると聞く。花を塩漬けにして"桜湯"に使われる」とあった。

P4190074 ウコンザクラ。花の色がウコンの根茎で染めた色に似ていることから、この名前が付いた。黄桜などとも呼ばれる。(俺には薄緑に見えるけど)。
P4190065 同じくウコンザクラ。淡い緑の群生を感じてもらうための写真である。
P4190115 そしてギョイコウ。これこそ緑色の不思議な桜だ。

江戸時代に、京都の仁和寺で栽培されたのがはじまりと言われている。名前の由来は、貴族の衣服の萌黄色に近いため。古くは「黄桜」「浅葱桜(浅黄桜)」などとも呼ばれていたが、それが御衣黄なのかそれとも鬱金を指すものなのか不明である。

薬師寺展を見に行った国立博物館の庭に見つけてちょっと感激したことがある。

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