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2008年5月31日 (土)

沖縄はなぜ戦場になったのだろうか

Photo_2 「激動の昭和史 沖縄決戦」岡本喜八監督+新藤兼人脚本をBS2が放映していたので観て、冥土の土産DVD永久保存もした。ウィキペディアによると

沖縄戦の戦没者総数 20万656人
日本側死亡者 18万8136人 その内訳は、
A:県外出身日本兵戦死者 6万5908人
B:沖縄県出身軍人・軍属(日本兵、防衛隊、鉄血勤王隊など) 2万8228人
C:戦闘参加者(援護法で日本軍に協力して死んだと認定された人数) 5万5246人
D:一般住民(推定)3万8754人
アメリカ軍戦死者 1万2520人
とのことだ。この数字と、沖縄の日本軍組織戦闘終結日が6/23であることを憶えておこう。
そしてまた、沖縄住民に集団自決を日本軍が強要したか否かという表層的な事実の確定も大事だけれど、沖縄戦の全体像把握、そして、なぜ沖縄が地上戦の焦土となったかを今後も考え続ける必要があるだろう。1944年8月時点での連合軍の戦略では、沖縄よりも先に台湾を攻略することが計画されていた。台湾を拠点とした後に、中国大陸あるいは沖縄のいずれかへ進撃することが予定されていた、また、アメリカは、沖縄を奪いとること、それは日本を単独占領するという目的を実現するためが一つ。それ以上に、中国侵攻の拠点にするという目的を持っていたとの見方もあることを映画を見てネット検索で知った。

知ったからどうということはないけれど、知らなければ物事は始まらないのである。

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