リバタリアン宣言
アバウトミー、哲学お喋りパーティなどでの議論を恩義さんが上手にまとめてくれている。
日本が必要としている新左翼はリバタリアン(自由論)である!から一部転載。
本来、西洋世界を中心に民主主義の議会模様は、右派が成果主義および伝統保守を支持する小さな政府型、左派が福祉政策を支持しリベラルな社会的価値観を支持する大きな政府と分類されています。
しかし、日本においては、世界で類を見ない複雑怪奇な所得税制度(国税、県税、住民税に加えて不動産税まで取っている)を保持し、さらには財政支出の赤
字を増税で補う制度が確立されてしまっている。 そして、さらには、年金制度の赤字を消費税という税収において極度に不安定な方法で増税を図ろうとしてい
る。 故に、大きな政府であるが、福祉などの公共投資へ流れる財源は少ないという、官僚および御用達政治家、傀儡エコノミスト等のための全体主義政党と
なっているのが現実。
この制度に対抗するには、その対極にある人民の自立および中央集権型の税制誘導を打破するリバタリアニズムしかないと踏んだのが我々の意見である! 福
祉予算は削るために、弱者のためにはならない左派政党なため、非常に賛否両論であるが、現体制の非効率な税制を粉砕し、より自立的な経済体制を促すかわり
に、政府ではなく個人が賃金交渉能力を得られるような制度へ変貌させる予定。
「政府ではなく個人が賃金交渉能力を得られるような制度へ変貌」など政策はようわからんところもあるが、原則は賛成。
「思想はラディカルに生活はマイルドに」→「価値観はラディカルに政策はプラグマティックに」→「原則リバタリアン、政策は功利主義」宣言である。
| 固定リンク
「哲学」カテゴリの記事
- 時間の重層化(2014.10.27)
- 短歌と俳句(2014.08.31)
- 生き急ぐ歳にはあらず通勤の各駅停車哲学史読む(2014.07.11)
- 神探す唯物論者梅雨の底(2014.06.24)
- 戸田山和久「哲学入門」読了(2014.06.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント