Mirella Freni as Mimi "Si, mi chiamano Mimi" La boheme
ラ・ボエームから「我が名はミミ」@ミレッラ・フレーニ。
フレーニはイタリアのモデナで労働者階級の家庭に生まれた。彼女の母親はルチアーノ・パヴァロッティの母親と同じタバコ工場で働いており、同じ乳母の乳で育ったという。
パヴァロッティと同じく苦労人の生まれ(同年、同郷)、育ちで、パヴァロッティ、フレーニは共に譜面が読めなかったという説があるぐらいである。
「パヴァロッティは楽譜が読めない」というまことしやかな噂があったが、本人は2005年9月12日のBBCインタビューの中で「オーケストラ総譜はほとんど読めないけど、テナーとピアノ(伴奏)のパート譜なら完璧に読めるよ」と語っていた。
閑話休題、フレーニに戻ろう。彼女が美人でないのも余計に親しみ深く思える。不美人が薄幸のヒロインを演じるのがおつなのだ。演奏がHamburg, 1971だそうだから、この時フレーニ36歳、まだ若々しく青い声だ。
そこで、絶頂期(?)の
Torino. February, 1996(→61歳にしてこの美声の両者)パヴァロッティとのデュエット(同じくラ・ボエーム第一幕最後の重唱)をどうぞ。
イタリア・オペラって高尚なものではなく、惚れた腫れたの美声を囃すイタリア版浪花節だと俺は思うのである。
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