Oscar Peterson - Hymn to Freedom
歌謡曲の次はジャズ。中でもオスカー・ピーターソン。スイングしなけりゃジャズじゃない。
世界の文化/芸術に貢献した人たちを顕彰する、高松宮殿下記念世界文化賞の第11回、音楽部門受賞者であるオスカー・ピーターソン(黒人ピアニスト)。幼
少の頃は“魔法の指を持つ少年”、近年は“鍵盤の皇帝”の異名をとる。鬼のようなテクニックでピアノを弾きまくるが、決して粗い演奏ではない。音がすべて
立っていて粒がハッキリし、キラリッと光る音色をもつ。そして、なんといっても抜群のスウィング感がたまらない。アート・テイタム(p)への尊敬の念が強
く、彼からハーモニー概念とテクニックを学び、ナット・キング・コール(p)からタイム感覚を、ハーモニーの動きをつなぎ長いラインを美しく表現する方法
はテディ・ウィルソン(p)から学んだという。
上の紹介が一番的確だなあ。曲は「自由への賛歌」。レイ・ブラウン(b)とエド・シグペン(ds)によるトリオによる演奏(CD)に比べると落ちるけど名曲だ。米帝はキライだけれどこんな音楽を生み出したアメリカは偉大である。
と思ったら、米国株急反落、ダウ終値449ドル安の1万609ドル(前日夜に米政府と米連邦準備理事会(FRB)が経営不安が強まっていた保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)の救済を発表。ただ、
金融システムへの強い懸念は後退せず、証券大手のモルガン・スタンレーや銀行大手JPモルガン・チェースが大幅に下落するなど金融株を中心に売りが優勢と
なった)。
そこで、オスカーとミシェル・ルグランのピアノデュオでもう一曲。どんな時も好奇心と希望を失わないなのが人生楽しむためのコツと思うのである。
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