Barenboim シューベルト《ます》
しばらく(こちらでは)音楽を聴いていなかったので、以前に「シューベルト」で検索してみつけていた演奏を。すごい豪華メンバーだなあと思って検索したら
ジャクリーヌ・デュ・プレ、ダニエル・バレンボイム、イツァーク・パールマン、ズービン・メータ、ピンカス・ズッカーマンによる1969年のリサイタルと
そのリハーサルの様子を収めた作品。曲目は
シューベルトのピアノ五重奏曲「ます」。出演者はそれぞれが才能あふれるソリストであることに加え、「バレンボイム・ギャング」と呼ばれるほど気の合う仲
間。
(ズービン・メータってあの指揮者のメータなんだろうなあ、へーえ)
というユーザーレビューがついたTrout / Greatest Love & Greatest Sorrow (2005)外国DVDからのものみたいだ。ええんかなあ著作権と思いつつ、ジャクリーヌ・デュ・プレの貴重な映像と音が愉しめるのである。ジャクリーヌ・デュ・プレは
16歳の衝撃的なデビュー以降、イギリスの国民的な音楽祭「プロムス」にもエルガーのチェロ協奏曲の独奏者として常連のように出演。まだ少女の面影を残すデュ・プレが悲壮的なエルガーのチェロ協奏曲を弾いたことなどがきっかけとなり、イギリス国内で大衆的な人気を集めた。
チェロ演奏家として不動の地位を確立した後、1966年末に21歳でピアノ演奏家で指揮者でもあるダニエル・バレンボイムと結婚。夫となったバレンボイムとは数々の名演を残している。
1971年に指先などの感覚が鈍くなってきたことに気付く。この症状は徐々に悪化し、1973年初の演奏旅行のときには既に満足のいく演奏が行えなくなっていた。同年秋に多発性硬化症と診断され、チェロ演奏家として事実上引退。その後の数年間はチェロの教師として後進の育成を行っていた。1975年にはエリザベス2世|エリザベス女王からOBE勲章を授与されている。多発性硬化症の進行により、1987年に42歳で死去した。
というチェリスト。映画「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」を観たことを思い出す。
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コメント
豪華メンバーの演奏ですね。今では珍しいかもしれません。

やはりデュ・プレが輝いていますね
この動画で初めてズービン・メータのコントラバスを聴きました。迫力ある演奏でいいです。コントラバシストで指揮者になるとは、意外です。
デュ・プレ以外はご存命なので、ぜひまたこのような演奏会を開いてもらいたいものです
投稿: バブースカ婆さん | 2008年10月24日 (金) 午後 10時17分
どうもどうも、コメありがとうございます。
そして、この「土曜日名曲アルバム」にコメ頂戴するとひとしお嬉しいです。
メータで検索すると「ズービン・メータは、1936年にインドのボンベイに生まれた。指揮者でボンベイ交響楽団の創立者であるメーリ・メータを父にもち、幼い頃よりヴァイオリンを学ぶ。」とあります。http://www.nbs.or.jp/stages/0703_ipo/index.html
このバレンボイム・ギャングでのコントラバスの演奏は余技の披露だったかもしれません。
いずれにしても(著作権問題はあるけれど)YouTube探索は楽しいです。励みになりました。
投稿: 土曜日 | 2008年10月26日 (日) 午前 04時43分