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2008年10月23日 (木)

クロ現が面白い

今週のクローズアップ現代「シリーズ日本の“技術力”を活かせ」が面白い。

(1)電気自動車

では、電気自動車は、ガソ リン車に比べて構造がシンプルなため、シリコンバレーのベンチャー企業や中国の企業など従来の大手自動車メーカーとは異なる新しい勢力が次々に参入、追撃 を受けている状況

(2)太陽電池

では、ヨーロッパでは太陽電池のパネルを何十枚も並べ て、火力発電所などに匹敵する「発電所」の建設が国を挙げて進められ、このヨーロッパ市場への売り込みを目指して中国やインドなど新興国で次々に新たな太 陽電池メーカーが誕生している。こうした中、日本のシャープは「太陽電池は第二の油田」だととらえ、単にパネルを製造するだけでなく発電ビジネスに乗り出 すなど従来の枠組みにとらわれない戦略を打ち出した

など、日本の誇る「技術力」が新興諸国の挑戦を受けて苦闘している姿を描いている(日経、一応読んでいるつもりなのだが、知らないことがいっぱいあった。新聞よりNHKとヨイショをしておこう)。

そこで、気になるのはネットに蔓延しているショーヴィニズム(ショービニスムとも。愛国主義ないしナショナリズムの極端なもの。自国を実像以上に誇るとともに、他国に対する攻撃的な姿勢を示す。一般に排外主義と訳される)。特定アジアを嘲笑する雰囲気だ(今、この瞬間も韓国経済破綻は自業自得だなどと知ったかぶりの人たちよ)。そんなことしている間に追い抜かれてしまうぞと不安感さえ持つ年金生活者である。

さて、このシリーズ最終回の今日は水。

地球温暖化や人口増加などによる世界規模の水不足の不安が広がり、水は今世紀「第2の石油」になるとも言われている。"水ビジネス"は2025年には市場 が100兆円に膨れあがると予想され、各国の上下水道事業や、海水や生活排水を飲み水にする造水事業などで、「水メジャー」といわれる欧州企業が市場を広 げている。これに対し、「水道の水を直接飲める」日本では、水浄化フィルターの膜技術は優れているものの、上下水道や造水など水ビジネス全体では大きく遅 れをとっている。世界中で拡大する水ビジネスの最前線と日本の課題を考える。

である。せめて俺の生きている間は安穏でな日本なれ、とひたすら祈るばかりなり。

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