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2008年10月 8日 (水)

金融危機、果たしてその実体は?

Stooqpl グラフはロシア株インデックスのここ三年のチャートである。ロシア株の代表的な指数であるRTS株価指数は、1995年9月の100を基準として、ロシア取引システム(RTS)上場銘柄を時価総額加重平均して算出される株価指数です。 から転載。
「リーマン破綻、AIG国有化など金融「恐慌」の真実は?ひょっとしたらロシア潰しの陰謀?グルジアでのロシア武力介入に対するアメリカの反撃では?」などと妄想もしたりするので上のチャートを転載してみた。

ところが、そのロシアがアイスランドに40億ユーロ(約5500億円)のユーロ建て緊急融資、アイスランドのハーデ首相は7日に会見し、「数多くの友人に支援を呼びかけた。この状況では新たな友人が必要だ」と述べ、欧米諸国からの支援が不調に終わり、ロシアに接近していることを示唆、アイスランドは金融サービス分野に強く、グローバル化の波に乗って急成長していた。それが金融危機で弱みに変わり、銀行の経営危機が次々に表面化。同国通貨は米金融危機の始まりから対ユーロで4割以上も下落していたとのこと。舞台裏には色んな思惑が渦巻いているのだろう。

日本国首相は、株価の急落に対して「普通でない。想像を絶する」と述べ「先行き不安が出てくる。何とかする対策をしないといけない」と語った。とのことだが、こうした国際政治経済の舞台裏をどこまで踏まえて発言しているのだろうか。

また、アメリカの公的資金注入については、米国当局は、今回の危機を利用して金融業界を再編したいと考えているのではないだろうか。という見方から否定的な意見が注目だ。

株価の多少の(相当の下落暴落だけれど)変動があっても、最終的にはアメリカのがぶ飲み借金消費体質がこれにより是正され、新興諸国が更に発展し(及びアフリカの貧困撲滅)、世界が平和へと向かえば人民にとってはHappyである。米ロ中欧諸大国の思惑を乗り越えて。

今日の東証暴落でマスゴミは例によってワンパターン大騒ぎするだろうが、プロレタリアート人民よ、ここはじっくり構えるべし。

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